“あしぶみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アシブミ
語句割合
足踏67.7%
足蹈25.8%
反閇6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
工女の四五人入れて足踏あしぶみ器械きかいで製糸をやる仙ちゃん、長さんも、即座師そくざしの鑑札を受けて繭買をはじめた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
近い処が、お前さんが前刻さっきお話の、その黒百合というものだ、つい石滝とかの山を奥へ入るとあるッていうのに、そら、昔から人が足蹈あしぶみをしない処で、魔処だ。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
反閇あしぶみぞ。それ、もつと声高こわだかに——。 あつし、あつし、あつし。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)