“あげいた”の漢字の書き方と例文
語句割合
揚板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炭俵すみだわらに入れられて、一日揚板あげいたの下へめられた事があったッて君は云っていた事があったが、前の男の気持ちだって、何だか僕にはだんだんわかって来たよ
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
と笑いながら、今一つの爆弾を揚板あげいたの下から取出して導火線に火をけた。それを頭の上に差し上げて
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかしきちんと片付いている台処の様子を始め、そのあたりにも血の流れている様子は見えないので、重吉はやや安心して流口ながしぐち進入すすみい揚板あげいたの上に半身をのばして、再び
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)