“あきうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
顕氏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、天王寺の敵、細川顕氏あきうじを破って、そこを占領したのは三月八日で、その八日九日は、ひどい雨だった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
細川顕氏あきうじ、上杉重能しげよし、畠山国清などで、それに少弐頼尚しょうによりひさも、陣のさきに立っていた。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでに、直義ただよしだの、こう師泰もろやす師重もろしげ、南遠江守、畠山阿波守、細川顕氏あきうじなどは、先にべつな所から上がっており、尊氏は執事の師直もろなお、仁木、石堂、上杉、吉良などの幕将をつれて、陸に立った。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)