“あかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赤間92.3%
淦水間7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤間あかまの関で役人にとらえられすでにあやうきところをのがれ、船頭せんどうをだましてようやくこの島に着くことができました。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
因州様などになりますと、四百両ばかりの御用金のかたに赤間あかまが石のすずりを一つ下すつただけでございました。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
おぬしらは、船頭の眼を眩まして淦水間あかまへもぐりこむほど博打が好きなのだから、これで思うさま遊ぶがいい
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)