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『富士屋ホテル』
ふりがな文庫
『
富士屋ホテル
(
ふじやホテル
)
』
箱根宮の下の富士屋ホテルは、われら食子にとって、忘れられない美味の国だった。 戦前戦中、僕は、富士屋ホテルで、幾度か夏を過し、冬を送ったものだった。それが、終戦後、接収されて、日本人は入れなくなってしまった。そして又、それが一昨年の夏だった …
著者
古川緑波
ジャンル
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
す
)
報
(
しら
)
方
(
ほう
)
煎
(
い
)
行
(
い
)
大分
(
だいぶ
)
奢
(
おご
)
急
(
せ
)
愈々
(
いよいよ
)
方
(
かた
)
而
(
しか
)
辷
(
すべ
)