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『新春偶語』
ふりがな文庫
『
新春偶語
(
しんしゅんぐうご
)
』
新玉の春は来ても忘れられないのは去年の東北地方凶作の悲惨事である。これに対しては出来るだけの応急救済法を講じなければならないことは勿論であるが、同時にまた将来いつかは必ず何度となく再起するにきまっているこの凶変に備えるような根本的研究とそれ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「都新聞」1935(昭和10)年1月1日、「吉村冬彦」署名で。
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
敢
(
あ
)
交迭
(
こうてつ
)
卜
(
ぼく
)
可憐
(
かれん
)
向後
(
こうご
)
我邦
(
わがくに
)
新玉
(
あらたま
)
時宜
(
じぎ
)
素人
(
しろうと
)
聚
(
あつ
)
見遁
(
みのが
)
頸
(
くび
)