トップ
>
『篠笹の陰の顔』
ふりがな文庫
『
篠笹の陰の顔
(
しのざさのかげのかお
)
』
神田のアテネ・フランセといふ所で仏蘭西語を習つてゐるとき、十年以上昔であるが、高木といふ語学の達者な男を知つた。 同じ組に詩人の菱山修三がゐて、これは間もなく横浜税関の検閲係になつて仏蘭西語を日々の友にしてゐたが、同じ語学が達者なのでも高木 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草 第一六巻第四号」1940(昭和15)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
天晴
(
あっぱ
)
倅
(
せがれ
)
匆々
(
そうそう
)
吃驚
(
びっくり
)
名題
(
なだい
)
団扇
(
うちわ
)
屡々
(
しばしば
)
従而
(
したがって
)
悄気
(
しょげ
)
洵
(
まこと
)
視凝
(
みつ
)
逗子
(
ずし
)
題名が同じ作品
篠笹の陰の顔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)