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『疫病神』
ふりがな文庫
『
疫病神
(
やくびょうがみ
)
』
長谷川時雨女史の実験談であるが、女史が佃島にいた比、令妹の春子さんが腸チブスに罹って離屋の二階に寝ていたので、その枕頭につきっきりで看護していた。 それは夜であったが、その時病人がうなされていた。女史は何の気なしに床の間の方へ眼をやった。そ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
比
(
ころ
)
蹲
(
しゃが
)
令妹
(
れいまい
)
佃島
(
つくだじま
)
幸町
(
さいわいちょう
)
枕頭
(
まくらもと
)
癒
(
なお
)
睨
(
にら
)
罹
(
かか
)
茄子
(
なす
)
著
(
つ
)
離屋
(
はなれ
)