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『お鼻をかじられたお猫さん』
ふりがな文庫
『
お鼻をかじられたお猫さん
(
おはなをかじられたおねこさん
)
』
あるところに、お猫さんがありました。誰もつきあつてくれません。このお猫さんは、大へんきむづかしやで、年中おこつてばかりゐるからです。 或日、椅子に腰かけて新聞をよんでゐましたが、眠くなつて寝こんでしまひました。 そこへ、この間生れたばかりで …
著者
村山籌子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供之友」婦人之友社、1931(昭和6)年11月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
家中
(
うちぢゆう
)
誰
(
だれ
)
僕
(
ぼく
)
家
(
うち
)
或日
(
あるひ
)
椅子
(
いす
)
檻
(
おり
)
爪
(
つめ
)
猫
(
ねこ
)
皆
(
みんな
)
虎
(
とら
)