“珠數”のいろいろな読み方と例文
新字:珠数
読み方割合
じゆず88.2%
ずず5.9%
じゆす5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臥床ふしどの跡を見、媼が經卷珠數じゆずと共に藏したる我畫反古ほごを見、また爐の側にて燒栗を噛みつゝ昔語せばやとおもふ心を聞え上げぬ。
見付村役人に屆けなどする中一人の旅僧たびそうねずみころもあさ袈裟けさを身にまと水晶すゐしやう珠數ずず片手かたてもちあかざつゑを突て通りかゝりけるが此捨子を見てつゑを止めやがて立寄りつゝ彼小兒せうにそでひろこしなる矢立を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
をりふしのにはあるきに微塵みぢんきずなきうつくしさをみとめ、れならぬ召使めしつかひにやさしきことばをかけたまふにてもなさけふかきほどられぬ、最初はじめ想像さう/″\には子細しさいらしく珠數じゆすなどを振袖ふりそでなかきかくし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)