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藜
ふりがな文庫
“藜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかざ
92.3%
アカザ
3.8%
レイ
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかざ
(逆引き)
髪も髯も真っ白なのに、面は桃花のごとく、
飛雲鶴翔
(
ひうんかくしょう
)
の衣をまとい、手には
藜
(
あかざ
)
の杖をもって、
飄々
(
ひょうひょう
)
と歩むところ
自
(
おのず
)
から微風が流れる。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藜(あかざ)の例文をもっと
(24作品)
見る
アカザ
(逆引き)
書物に
赤麻
(
アカアサ
)
の約と出ているが、この想像説には信を措き難い。
貝原益軒
(
かいばらえきけん
)
の『
日本釈名
(
にほんしゃくみょう
)
』には「
藜
(
アカザ
)
、あかは赤なり、さはなと通ず赤菜なり」
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
藜(アカザ)の例文をもっと
(1作品)
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レイ
(逆引き)
これは昔中国から渡り来ったもので中国の名は
藜
(
レイ
)
である。また紅心
灰藋
(
カイテキ
)
、鶴頂草、
臙脂菜
(
エンジサイ
)
の別名もある。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
藜(レイ)の例文をもっと
(1作品)
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“藜(アカザ(植物))”の解説
アカザ(藜、学名: Chenopodium album var. centrorubrum)は、ヒユ科最新の植物分類のAPG植物分類体系ではヒユ科であるが、古い分類体系のクロンキスト体系や新エングラー体系ではアカザ科に分類されている。アカザ属の一年草。畑の縁や空地などに多い雑草。繁殖力が強く、草丈2メートルほどになる。古くから食用雑草、民間薬として利用されている。
(出典:Wikipedia)
藜
漢検1級
部首:⾋
18画
“藜”を含む語句
藜藿
藜杖
藜蘆
“藜”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
高浜虚子
牧野富太郎
作者不詳
北原白秋
吉川英治
正岡子規
三遊亭円朝
泉鏡太郎
久生十蘭