“獏”の読み方と例文
読み方割合
ばく100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかみさんだって顔がまるでばくのようで、立派なばけものでしたが、小さくてしわくちゃなフクジロを見ては、もうすっかりおびえあがってしまったのでした。
奇趾類とはその足趾の内、人間の中指に相応するやつが左右整等で、その他のどの趾よりも大きいので、ここにチタノテレス(全滅)、馬類、ばく類、さい類の四部あり。
これは何。犬に似て、犬よりはせている。ばくというものに似て、獏よりは残忍。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
例えば、年始に立春大吉の札を張り、方角悪きときはその方に四神之御札を張り、また、夜道に物恐れせぬために我是鬼の三字を書したるものを懐中にするか、またはこれを手に書きて固く握り、ばくと名づくる獣の図を枕の下に置けば、悪夢の払いとなるなどは、みな人の心を安むるの目的にほかならざるなり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ばく一番にこれを見付け、樹下に落る果実を飽くまで食って肥え太る。