“攝取”の読み方と例文
新字:摂取
読み方割合
せつしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間斷(かんだん)なく消耗(せうまう)して行(ゆ)く肉體(にくたい)の缺損(けつそん)を補給(ほきふ)するために攝取(せつしゆ)する食料(しよくれう)は一椀(わん)と雖(いへど)も悉(こと/″\)く自己(じこ)の慘憺(さんたん)たる勞力(らうりよく)の一部(ぶ)を割(さ)いて居(ゐ)るのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼(かれ)の老躯(らうく)は日毎(ひごと)に空腹(くうふく)から來(く)る疲勞(ひらう)を醫(い)する爲(ため)に食料(しよくれう)を攝取(せつしゆ)する僅(わづか)な滿足(まんぞく)が其(そ)の度毎(たびごと)に目先(めさき)の知(し)れてる彼(かれ)を拉(らつ)して其(そ)の行(ゆ)く可(べ)き處(ところ)に導(みちび)いて居(ゐ)るのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
夜(よ)になつて痙攣(けいれん)は間斷(かんだん)なく發作(ほつさ)した。熱度(ねつど)は非常(ひじやう)に昂進(かうしん)した。液體(えきたい)の一滴(てき)をも攝取(せつしゆ)することが出來(でき)ないにも拘(かゝは)らず、亂(みだ)れた髮(かみ)の毛(け)毎(ごと)に傳(つた)ひて落(おち)るかと思(おも)ふやうに汗(あせ)が玉(たま)をなして垂(た)れた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)