“金剛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんごう84.6%
こんがう15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは何か巨像が金剛こんごうの信を声に発したように二人の耳朶じだを打った。はっと、ぬかずいてしまうしか他の意志のうごくすきもなかった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの金剛こんごう妙高みょうこうのように、機雷をグワーンと喰わなきゃならんで、今のところ低気圧の散るのを待たねば、艦隊は損傷が多くなるばかりじゃ。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
金剛こんがうの石のわかさに。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
摩尼まに金剛こんがう
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)