“缺損”の読み方と例文
新字:欠損
読み方割合
けつそん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間斷(かんだん)なく消耗(せうまう)して行(ゆ)く肉體(にくたい)の缺損(けつそん)を補給(ほきふ)するために攝取(せつしゆ)する食料(しよくれう)は一椀(わん)と雖(いへど)も悉(こと/″\)く自己(じこ)の慘憺(さんたん)たる勞力(らうりよく)の一部(ぶ)を割(さ)いて居(ゐ)るのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
圖中精製石棒(せい/\いしばう)中央の下に畫(ゑが)きたるは自然(しぜん)の扁平石にして、周縁相對する部に人爲(じんゐ)の缺損(けつそん)有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
元(もと)より當人(たうにん)は、資本主(しほんぬし)ではなかつたのだけれども、愈(いよ/\)といふ曉(あかつき)に、勘定(かんぢやう)して見(み)ると大(おほ)きな缺損(けつそん)と事(こと)が極(きま)つたので、無論(むろん)事業(じげふ)は繼續(けいぞく)する譯(わけ)に行(ゆ)かず、當人(たうにん)は必然(ひつぜん)の結果(けつくわ)、地位(ちゐ)を失(うしな)つたぎりになつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)