“人手”の読み方と例文
読み方割合
ひとで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは現世げんせですることで、こちらの世界せかいでは、そなたもとおり、衣服きものがえにも、頭髪おぐし手入ていれにも、すこしも人手ひとでらぬではないか。
御意ぎよいにござります。みよしえました五位鷺ごゐさぎつばさり、くちばしかぢつかまつりまして、人手ひとでりませずみづうへわたりまする。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わたし子供こども大好だいすきですし、これから、むら人手ひとでりなくて、みんながはたらくのにこまりますから、子供こども世話せわをするものがようだとおもったのです。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)