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串戲
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じようだん
ふりがな文庫
“
串戲
(
じようだん
)” の例文
新字:
串戯
「
串戲
(
じようだん
)
ぢやない。
汝
(
おめえ
)
、
靴
(
くつ
)
が
惜
(
をし
)
けりや、
俺
(
おれ
)
だつて
衣服
(
きもの
)
が
惜
(
をし
)
いや。いくら
新
(
あたら
)
しい
靴
(
くつ
)
だつて
泥
(
どろ
)
がついてら、
氣
(
き
)
をつけねえか。」と、けぐめを
啖
(
くら
)
はす。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ましてや此大島田に折ふしは時好の花簪さしひらめかしてお客を捉らへて
串戲
(
じようだん
)
いふ處を聞かば子心には悲しくも思ふべし、去年あひたる時今は駒形の蝋燭やに奉公して居まする
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
串戲
(
じようだん
)
はよして貰はう。私は本氣になつてるんだ。」
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
(
百兩
(
ひやくりやう
)
をほどけば
人
(
ひと
)
をしさらせる)
古川柳
(
こせんりう
)
に
對
(
たい
)
して
些
(
ち
)
と
恥
(
はづ
)
かしいが(
特等
(
とくとう
)
といへば
番頭
(
ばんとう
)
座
(
ざ
)
をしさり。)は
如何
(
いかん
)
?
串戲
(
じようだん
)
ぢやあない。が、
事實
(
じじつ
)
である。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、
發着
(
はつちやく
)
の
驛
(
えき
)
を
靜岡
(
しづをか
)
へ
戻
(
もど
)
して
繰
(
く
)
ると、「や、
此奴
(
こいつ
)
は
弱
(
よわ
)
つた。」
思
(
おも
)
はず
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
して
呟
(
つぶや
)
いた。
靜岡着
(
しづをかちやく
)
は
午前
(
ごぜん
)
まさに
四時
(
よじ
)
なのであつた。いや、
串戲
(
じようだん
)
ではない。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
「
串戲
(
じようだん
)
言
(
い
)
つちや
可
(
い
)
けません。あれを
持
(
も
)
つて
來
(
こ
)
ようものなら、
河
(
かは
)
へ
落
(
お
)
つこつて
了
(
しま
)
つたんです。」と、
無論
(
むろん
)
高
(
たか
)
い
俥代
(
くるまだい
)
を
拂
(
はら
)
つて、
俥
(
くるま
)
で
家
(
うち
)
まで
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
たものです。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
可
(
い
)
い
加減
(
かげん
)
にしねえな。おい、
串戲
(
じようだん
)
ぢやねえ。お
前
(
まへ
)
の
前
(
まへ
)
だがね、
惡女
(
あくぢよ
)
の
深情
(
ふかなさけ
)
つてのを
通越
(
とほりこ
)
して
居
(
ゐ
)
るから、
鬼
(
おに
)
に
喰
(
く
)
はれやしねえかツて、
皆
(
みな
)
友達
(
ともだち
)
が
案
(
あん
)
じて
居
(
ゐ
)
るんだ。
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
串戲
(
じようだん
)
ぢやありません、
眞個
(
ほんとう
)
です。……ですから
二階同士
(
にかいどうし
)
結構
(
けつこう
)
ですとも。……そして、
私
(
わたし
)
に……とおつしやつて、
貴女
(
あなた
)
、
何
(
なん
)
でございます……
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
は
要
(
い
)
りません。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
第一
(
だいいち
)
場所
(
ばしよ
)
が
惡
(
わる
)
いや、
鬼門關
(
きもんくわん
)
でおいでなさる、
串戲
(
じようだん
)
ぢやねえ。
怪
(
け
)
しからず
霧
(
きり
)
が
掛
(
かゝ
)
つて
方角
(
はうがく
)
が
分
(
わか
)
らねえ。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
辭句
(
じく
)
を
修正
(
しうせい
)
したものは、
恐
(
おそ
)
らく
文壇
(
ぶんだん
)
に
於
(
おい
)
て
私
(
わたし
)
一人
(
ひとり
)
であらう。そのかはり
目
(
め
)
の
出
(
で
)
るほどに
叱
(
しか
)
られた。——
何
(
なに
)
、
五錢
(
ごせん
)
ぐらゐ、
自分
(
じぶん
)
の
小遣
(
こづか
)
ひがあつたらうと、
串戲
(
じようだん
)
をおつしやい。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
考
(
かんが
)
へると、(をかしてならん。)と
一寸
(
ちよつと
)
京阪
(
かみがた
)
の
言葉
(
ことば
)
を
眞似
(
まね
)
る。
串戲
(
じようだん
)
ではない。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
串戲
(
じようだん
)
ぢやあない。」
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
戲
部首:⼽
17画
“串”で始まる語句
串戯
串
串談
串刺
串柿
串焼
串本
串魚
串差
串崎