“串魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くしうお50.0%
くしざかな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半蔵もそれを言って、串魚くしうおに豆腐のつゆ塩烏賊しおいかのおろしあえ、それに亭主の自慢なかぶと大根の切り漬けぐらいで、友人と共に山家の酒をくみかわした。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
茶屋の亭主は客のために何かあたたかいものをと言って、串魚くしうおなぞを煮るしたくを始めていた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「大殿。ただ今、神官や村長むらおさどもが、御門出おんかどでの祝いにと、この山の渓流でれた串魚くしざかなやら餅など捧げ持って見えましたが」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)