“ぶんるゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
分類100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せい元來ぐわんらい身分みぶん分類ぶんるゐで、たとへばおみむらじ宿禰すくね朝臣あそんなどのるゐであり、うぢ家系かけい分類ぶんるゐで、たとへば藤原ふじはらみなもとたひら菅原すがはらなどのるゐである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
今日迄の實見と推測すいそくとに從ひ噐具を原料に由つて分類ぶんるゐすれば左の如し。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
以上いじやう大體だいたい化物ばけもの概論がいろんべたのであるが、これ分類ぶんるゐしてるとどうなるか。これはなはだ六ヶしい問題もんだいであつて、見方みかたによりおの/\ことなわけである。差當さしあた種類しゆるゐうへからの分類ぶんるゐべると
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
尚ほ製法(打製、磨製等)功用(利器、容器等)用途(日用器具、漁獵具等)に由つても分類ぶんるゐするを得れど、餘りに精密せいみつわたりて專門的に傾くは、畫報の記事として不適當ふてきたうなるの感無きに非ざれば
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
化物ばけもの分類ぶんるゐうちだい二の幽靈ゆうれいは、しゆとして人間にんげん靈魂れいこんであつてこれ生靈いきれう死靈しれうの二つにける。きながらたましひかたちあらはすのが生靈いきれうで、源氏物語げんじものがたりあをひまきの六でう御息所みやすみどころ生靈いきれうごときはすなはそれである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)