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ぎやうずゐ
ふりがな文庫
“ぎやうずゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
行水
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行水
(逆引き)
「はつと思つたが、あの
蝠女
(
ふくぢよ
)
といふのが見張つて居て、暫らく動けやしません。我慢をして、ヂツと物蔭から見て居ると、大膳坊は引つ込んで、今度は蝠女の
行水
(
ぎやうずゐ
)
が始まつた」
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
早
(
はや
)
くお
這入
(
はいり
)
といふに
太吉
(
たきち
)
を
先
(
さき
)
に
立
(
た
)
てゝ
源七
(
げんしち
)
は
元氣
(
げんき
)
なくぬつと
上
(
あが
)
る、おやお
前
(
まへ
)
さんお
歸
(
かへ
)
りか、
今日
(
けふ
)
は
何
(
ど
)
んなに
暑
(
あつ
)
かつたでせう、
定
(
さだ
)
めて
歸
(
かへ
)
りが
早
(
はや
)
からうと
思
(
おも
)
うて
行水
(
ぎやうずゐ
)
を
沸
(
わ
)
かして
置
(
おき
)
ました
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
二時
(
やつ
)
さがりに
松葉
(
まつば
)
こぼれて、
夢
(
ゆめ
)
覺
(
さ
)
めて
蜻蛉
(
とんぼ
)
の
羽
(
はね
)
の
輝
(
かゞや
)
く
時
(
とき
)
、
心太
(
ところてん
)
賣
(
う
)
る
翁
(
おきな
)
の
聲
(
こゑ
)
は、
市
(
いち
)
に
名劍
(
めいけん
)
を
鬻
(
ひさ
)
ぐに
似
(
に
)
て、
打水
(
うちみづ
)
に
胡蝶
(
てふ/\
)
驚
(
おどろ
)
く。
行水
(
ぎやうずゐ
)
の
花
(
はな
)
の
夕顏
(
ゆふがほ
)
、
納涼臺
(
すゞみだい
)
、
縁臺
(
えんだい
)
の
月見草
(
つきみさう
)
。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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