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太吉
ふりがな文庫
“太吉”の読み方と例文
読み方
割合
たきち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たきち
(逆引き)
かのそそくさ男を始めとして女中ども一同旦那さま
御新造様
(
ごしんぞさま
)
と言へば、
応々
(
おいおい
)
と返事して、男の名をば
太吉
(
たきち
)
太吉と呼びて使ひぬ。
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
また、
来年
(
らいねん
)
、
稲
(
いね
)
の
実
(
みの
)
るころになると、
太吉
(
たきち
)
じいさんは、
新
(
あたら
)
しいかがしを
造
(
つく
)
りました。
去年
(
きょねん
)
の
子鳥
(
ことり
)
たちはもう
親鳥
(
おやどり
)
となって、
同
(
おな
)
じように、その
子供
(
こども
)
たちに
向
(
む
)
かって
からすとかがし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
従つて是は要吉であつて、
明吉
(
めいきち
)
でも
太吉
(
たきち
)
でも
半吉
(
はんきち
)
でもないといふ特殊の性格を与へてゐない。
『煤煙』の序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
太吉(たきち)の例文をもっと
(9作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
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