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龔都
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きょうと
ふりがな文庫
“
龔都
(
きょうと
)” の例文
「汝南から前線へ、兵糧の運輸中
龔都
(
きょうと
)
の隊は、道にて曹操の伏勢に囲まれ、全滅の危うきに
瀕
(
ひん
)
しています!」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実は、
袁紹
(
えんしょう
)
の
帷幕
(
いばく
)
にいろいろ内紛が起って、そのために、汝南の
劉辟
(
りゅうへき
)
、
龔都
(
きょうと
)
のむねをおびて河北へ使いしたてまえの計画が、みな喰いちがってしまったのです。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「されば、徐州離散の後、自分もこの汝南へ落ちのびてきて、諸所流浪していたが、ふとした縁から
劉辟
(
りゅうへき
)
、
龔都
(
きょうと
)
の二頭目と親しくなり、
匪軍
(
ひぐん
)
のなかに身を寄せていた」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「味方の輸送部隊にあった
龔都
(
きょうと
)
も惜しいかな、雄敵
夏侯淵
(
かこうえん
)
のために、討死をとげました」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賊将の
劉辟
(
りゅうへき
)
、
龔都
(
きょうと
)
のふたりは、
颯爽
(
さっそう
)
と陣頭へあらわれたが、またすぐすこぶる大仰に関羽に追われて退却しだした。首を取る気もないが逃げるを追って、関羽も物々しくうしろへ迫った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
汝南には前から
劉辟
(
りゅうへき
)
、
龔都
(
きょうと
)
という二
匪賊
(
ひぞく
)
がいた。もと黄巾の残党である。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
龔
部首:⿓
22画
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“龔”で始まる語句
龔旺
龔景
龔起
龔半千
龔廷賢
龔自珍
龔芝麓
龔雲甫