“鼻神経”の読み方と例文
読み方割合
びしんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひるを過ぎたが、濃い透明の空は、硝子ガラスで張り詰めたようだ、黄色の日光が、黄花石楠花を蒸して、甘酸ッぱいような、鼻神経びしんけいをそそるような匂いとも色ともつかないのが、眼から鼻へと抜ける
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)