黒球たま)” の例文
黒球たまの中までも赤くにじんで、ただれてゐるやうに見えた。夜になつて床に就くと、私は眠るのが恐しくなつた。眠つてゐるまにもう見えなくなつてしまつてゐるかも知れないからである。
外に出た友 (新字旧仮名) / 北条民雄(著)