“黄一郎”の読み方と例文
読み方割合
きいちろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いま、かアちゃんと、おぶうに入ってます。一時間ほど前に、黄一郎きいちろうと三人連れでやって来ました」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「弦ちゃん、お前は、こんなことで毎日帰りが遅かったのかい」黄一郎きいちろうが、横合よこあいから口を出した。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
花川戸はなかわど鼻緒問屋はなおどんや下田長造の長男、黄一郎きいちろう親子であり、マスクを背負っていた死青年は、同じく長造の三男にあたる弦三であり、弦三は死線を越えて、兄達に手製のマスクを届けようと
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)