鳴音めいおん)” の例文
そうしてその後足あとあしには皆一寸ばかりずつ水がついてる。豪雨は牛舎の屋根に鳴音めいおん烈しく、ちょっとした会話が聞取れない。いよいよ平和の希望は絶えそうになった。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)