“鳴続”の読み方と例文
読み方割合
なきつづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、どんよりと薄曇った真夏の庭には、木の葉一枚微動するものはなく、物音も、いつもやかましく鳴続なきつづける蝉の声さえも、死に絶えた様に静まり返っていた。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)