鳥構とりかま)” の例文
兄がいくらか鳥構とりかまひなどするのを、さう云ふことには全く興味をもたなかつた弟に気をかねるやうにしてゐるのを感づきながら、お世辞のつもりで言ふのであつた。
籠の小鳥 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)