鳥声集てうせいしふ)” の例文
窪田空穂君の『鳥声集てうせいしふ』といふ歌集は、風邪を惹いて寝てゐる床の上で見た。『濁れる川』に比べて、理屈の少くなつたのを非常に好いと思つた。それに単純なところが好い。
初冬の記事 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)