“鯛茶”の読み方と例文
読み方割合
たいちゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうかと思うとまたある日本食堂で最近代的な青年二人と少女二人の一行が鯛茶たいちゃを注文していたが、それが面前にはこばれたときにこの四人の新人は
雑記帳より(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
賀古かこ氏は、鯛茶たいちゃ鰤茶ぶりちゃとはいうけれど、これはどうも、とまゆひそめられたと聞きました。晩年の兄は、甘干あまぼしあんなどを御飯に乗せて食べられたと聞きましたが、その頃のことは私は知りません。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)