鯛味噌たいみそ)” の例文
看護婦は五十グラムのかゆをコップの中に入れて、それを鯛味噌たいみそと混ぜ合わして、一匙ひとさじずつ自分の口に運んでくれた。余はすずめの子かからすの子のような心持がした。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)