“驕妓”の読み方と例文
読み方割合
きょうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで恒川は、富裕な家庭のお坊つちやんで、私などから見ればずつと贅沢にしてゐたとは云へ、まだ角帽を頂いてゐる白面の一書生たる身を以て、此の一代の驕妓きょうぎの心をとらへたのである。
青春物語:02 青春物語 (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)