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駕舁
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かごか
ふりがな文庫
“
駕舁
(
かごか
)” の例文
……したかあするがいいだ、なに構うべえ、みんなはみんな、おめえはおめえよ、……人それぞれ世はさまざま、
宰相
(
さいしょう
)
もいれば
駕舁
(
かごか
)
きもいるだあ
百足ちがい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
片方が両親を亡くせば、片方もまた二親を亡くすというくらい、いわゆる水魚の交わりであって、現在では長屋の一戸に共同で住み、共同で
駕舁
(
かごか
)
き業を営んでおる。
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「——人相の悪いやつらだ、ろくなしゃっ面あしていやあしねえ、どうせ末は馬子か
駕舁
(
かごか
)
きだろう」
思い違い物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「それを云うな、すぐそういう品のないことを云うから、
駕舁
(
かごか
)
きなどと
蔑
(
さげす
)
まれるんだ」
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
なにかといえば拳骨で鼻をこするが、その
容子
(
ようす
)
は正に
軽子
(
かるこ
)
か
駕舁
(
かごか
)
き人足といった風だ、けれえなる者にもこれが遺憾だったらしく、「おそめ」から帰る途中の暗がりで、こっぴどく叱られた。
若殿女難記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
「誰が、ではない、誰でもだ
馬子
(
まご
)
駕舁
(
かごか
)
きのたぐいでも知っていることだ」
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
舁
漢検1級
部首:⾅
9画
“駕舁”で始まる語句
駕舁夫