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饒津
ふりがな文庫
“饒津”の読み方と例文
読み方
割合
にぎつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にぎつ
(逆引き)
饒津
(
にぎつ
)
公園を過ぎて、東練兵場の焼野が見え、小高いところに東照宮の石の階段が、何かぞっとする悪夢の断片のように
閃
(
ひらめ
)
いて見えた。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
馬車は次兄の一家族と私と妹を乗せて、東照宮下から
饒津
(
にぎつ
)
へ出た。馬車が白島から泉邸入口の方へ来掛った時のことである。
夏の花
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
それにしても、あの日、
饒津
(
にぎつ
)
の
河原
(
かわら
)
や、泉邸の川岸で死狂っていた人間達は、——この静かな
眺
(
なが
)
めにひきかえて、あの焼跡は一体いまどうなっているのだろう。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
饒津(にぎつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
饒
漢検1級
部首:⾷
21画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“饒”で始まる語句
饒舌
饒
饒舌家
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饒速日命
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