餅粥もちがゆ)” の例文
いちばん先に、路次の死骸を見つけて騒ぎ出したのは、毎朝これもきまってこの辺へ手車の鈴を鳴らしながら廻って来る、餅粥もちがゆ売りの爺さんだった。さあ騒動である。往来はすぐ人の山。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)