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風采
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なりふり
ふりがな文庫
“
風采
(
なりふり
)” の例文
丑松は文平の
瀟洒
(
こざつぱり
)
とした
風采
(
なりふり
)
を見て、別に其を羨む気にもならなかつた。たゞ気懸りなのは、
彼
(
あの
)
新教員が自分と同じ地方から来たといふことである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
しかし、
愛嬌
(
あいけう
)
のある、
明白
(
てきぱき
)
した物の
言振
(
いひぶり
)
は、何処かに人を
嫵
(
ひきつ
)
けるところが無いでもない。隆とした其
風采
(
なりふり
)
を眺めたばかりでも、いかに斯の新進の政事家が虚栄心の為に燃えて居るかを
想起
(
おもひおこ
)
させる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“風采”の意味
《名詞》
風采(ふうさい)
姿。容姿。身なり。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
采
常用漢字
中学
部首:⾤
8画
“風采”で始まる語句
風采骨柄