響聴ひびきのきく)” の例文
ガチンガチンと異様なる響聴ひびきのきくを始めしは、彼等がどこよりか鉄槌をひっさげ来り、一気に入口を打ち砕かんとするなるべし、おおいを握れる余の手は、その響を受けて非常なる痛みを覚え
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)