韻脚いんきゃく)” の例文
余のごとき平仄ひょうそくもよくわきまえず、韻脚いんきゃくもうろ覚えにしか覚えていないものが何を苦しんで、支那人にだけしか利目ききめのない工夫くふうをあえてしたかと云うと、実は自分にも分らない。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)