“鞘豆”の読み方と例文
読み方割合
さやまめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞘豆さやまめの花の夕暮の空気の中に浮き出してゐるのを目にしながら、いつも悲しいやうな佗しいやうな心持で、裏の木戸をそつと押して、そして野の方へと出て来るのが常であつた。
赤い鳥居 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)