“雪鳥君”の読み方と例文
読み方割合
せっちょうくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それと入れ代りに、森成さんと雪鳥君せっちょうくんさいとが前後して東京から来てくれた。そうして裸連のいた部屋を借り切った。その次の部屋もまた借り切った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その文句は寝ている余の目には無論触れなかった。けれども枕元にいる雪鳥君せっちょうくんから聞いたその文句のおんだけは、いまだに好意の記憶として余の耳に残っている。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)