雪泥せつでい)” の例文
軍団は幾部隊にも分れて前後し、部隊はまた小荷駄、大荷駄、鉄砲、やり、騎馬、足軽等の組々に分れて、雪泥せつでいを冒しつつ進んで行く。二日にわたって、約三万ぐらいな兵力が南下した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)