“雪岑”の読み方と例文
読み方割合
せっしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左側に、雪岑せっしん、また藍田らんでん、右側には大覚和尚だいがくおしょう。そのほか老僧十一名、弟子僧数十人、生ける羅漢図らかんずのようにずらりと並んでいた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かならず、雪岑せっしんも仰せを奉じて、いるものなら突き出す、おらぬものならば、お詫びにまかり出る。いずれともはっきり御挨拶に伺わせまする
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしは、ここの末院宝泉院の雪岑せっしんでおざる。快川国師ではない」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)