“雑式”の読み方と例文
読み方割合
ぞうしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方より、神官代理鹿見宅膳しかみたくぜん小力士こりきし小烏風呂助こがらすふろすけと、前後あとさきに村のもの五人ばかり、烏帽子えぼし素袍すおう雑式ぞうしき仕丁しちょう扮装いでたちにて、一頭の真黒まっくろき大牛を率いて出づ。牛の手綱は、小力士これを取る。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)