隨即やがて)” の例文
新字:随即
今よりその福を消受し給はんことをこそ祈れといふ。われ隨即やがてきのふより心爽かになりて、四邊あたりのものごとの我を樂ましむる由を語りしに、夫人は我手を引き寄せて我と目と目を見合せたり。
おん身は世の人にさいはひを授け給ふことも多かるべけれど、又禍を遺し給ふことも少からざるならん。われ。否、詩人の人を歌ふは隨即やがて神を歌ふなり。神は己れの徳を表さんとて、人をば造り給ひしなり。