“陳列戸棚”の読み方と例文
読み方割合
ちんれつとだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
案内人は何処どこへ行ったのかもう姿が見えない。僕はひとりで、陳列戸棚ちんれつとだなの前を茫然ぼうぜんと歩いている。僕はもうこの記念館のなかの陳列戸棚を好奇心でのぞき見る気は起らない。
鎮魂歌 (新字新仮名) / 原民喜(著)