トップ
>
阿武隈川
>
あぶくまがわ
ふりがな文庫
“
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)” の例文
あの晩は長老の呉服屋さんの家に泊って、
翌朝
(
あくるあさ
)
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)
を見に行って、それから汽車で仙台へ帰てみると、君が来ていた……
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼は
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)
の
辺
(
ほとり
)
で送った自分の
幼少
(
ちいさ
)
い時を考えた。学生時代を考えた。岩沼にある自分の生れた旧い家を考えた。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
梨畑
(
なしばたけ
)
やぶどう畑の見られる仙台郊外を
土樋
(
どひ
)
というほうまで歩き回ったり、あるいは
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)
の流れるところまで行ってみたりしたような、そんな静かな心は持てなかったのです。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ここは
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)
へもそう遠くなく、一里ばかり行けば太平洋の岸へも出られて、歩き回る場所に事を欠きません。まあ、仙台へ着いたその晩から、思わずわたしはホッとしましたよ。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“阿武隈川”の解説
阿武隈川(あぶくまがわ)は、福島県および宮城県を流れる阿武隈川水系の本流で、一級河川である。水系としての流路延長239kmは、東北地方で北上川に次ぐ長さの川である。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
隈
漢検準1級
部首:⾩
12画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“阿武隈”で始まる語句
阿武隈
阿武隈大膳正