間断たえま)” の例文
旧字:間斷
丹頂は眠っていると見えてばさりとも音をたてないが、遠くの方からは、いろいろな動物のき声が間断たえまなく聞こえてくる。
動物園の一夜 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
隣邦の王公士民競うて参詣し捧げ物多く花を撒き燈をともして間断たえまなしと見ゆ。
間断たえまなく花は散っていた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)