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閑寂
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ひっそり
ふりがな文庫
“
閑寂
(
ひっそり
)” の例文
外はすっかり暮れてしまって、茶の木畑や
山茶花
(
さざんか
)
などの木立の多い、その
界隈
(
かいわい
)
は
閑寂
(
ひっそり
)
していた。お島の足は
惹寄
(
ひきよ
)
せられるように、植源の方へ歩いていった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
タキシイで通る海岸の町は
閑寂
(
ひっそり
)
したもので、日暮れの風もしっとりと
侘
(
わび
)
しかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
さながら城楼に
籠
(
こ
)
もったように
閑寂
(
ひっそり
)
していた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
夜更
(
よふけ
)
の逗子の町は
閑寂
(
ひっそり
)
していた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“閑寂”の意味
《名詞》
物寂しく、ひっそりしているさま。
(出典:Wiktionary)
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
“閑寂”で始まる語句
閑寂間