“長考一番”の読み方と例文
読み方割合
ちょうこういちばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万犬ばんけんじつ、その夜も、かれは、きゅっと口一文字かたく結んで、腕組みのまま長考一番ちょうこういちばん、やおら御異見開陳、言われるには、——おまえは、たてに両面あることを忘れてはいけません。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)