“一番鳥”の読み方と例文
読み方割合
いちばんどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船を出すには一番鳥いちばんどりが鳴きわたる時刻まで待ってからにしなければならぬ。町のほうは寝しずまって一つ見えない。それらのすべてをおおいくるめて凍った雲は幕のように空低くかかっている。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)